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学校選びのススメ

鍼灸師になり、4年が経ちました。鍼灸師5年目に突入したMitsです。

今日は鍼灸師になる上でとても大事な要素の一つ、学校選びについて書いてみようと思います。

 

 

 

 

鍼灸に限らずですが、学校選びはとても大事です。なぜなら行く学校によって出会う人が変わります。出会う人が変われば人生が変わります。僕自身、自分の出身校である神奈川衛生学園専門学校(KEG)に入る前までは海外に出るとは微塵も思っていませんでした。

僕の学校は自由参加の海外研修があり、それに参加しアメリカへ行ったことで僕の人生は大きく変わりました。僕の師匠との出会いもKEGででした。師匠と出会わなければ海外で活躍したいと思うことはなかったと思います。

 

 

 

 

 

 

今日は、鍼灸学校選びについてなのでこの話の続きはまた今度にして、どういう風に学校を選べばいいのかちょっとしたアドバイスをしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

正直な話、自分で努力していける人はどの学校に入っても大丈夫だと思っています。ですが、そんな人はあまり多くないかと思います。自分含め。

 

 

 

 

 

 

学校選びでまず考えないといけないのは、本科(鍼灸+あマ指)のある学校に行くか、専科(鍼灸)のみの学校に行くかということです。

 

 

鍼灸師の資格を取ってずっと鍼灸師として生活して行く人は、鍼灸学校に行った人のうち30%くらいだと言われています。つまり、10人いれば7人は鍼灸師を辞め、別の仕事に就くことになります。

 

鍼灸師は人々の役に立つ素晴らしい仕事です。ですが、現実、鍼灸師の平均月収は男性22.8万円、女性18.0万円と他の職種に比べて高いわけではありません。むしろ、低いので独り身には良くても家族を持ち、子供を育てるとなると厳しかったりします。

もちろん自分の頑張り次第で給料はあがるので月50万、それ以上稼いでいる鍼灸師もいます。僕は鍼灸師は夢のある職業だと思います。ですが、夢だけみるのではなく、現実を知ることもとても大切なので鍼灸師への道を進む前に知ってもらえればと思います。

 

 

 

あマ指師の資格をとれば在宅マッサージや介護施設で働くことが出来るので、仕事の幅が広がりますのでとっておいて損はないと思います。

また、上手い鍼灸師はみなマッサージが上手いです。マッサージの技術があがることで鍼灸の技術もあがると思います。これは自分の経験からも言えます。

 

鍼灸のみで自分の腕を磨き、勝負している鍼灸師ももちろんいます。鍼灸師は鍼さしてなんぼだっていう考え方も僕は好きです。ですが、鍼だけしか出来ない治療家になりたくない自分もいます。その辺はおのおの信じる道を行けばいいと思っていますし、他人の生き方に口出しする気はありませんのでどの道を選ぶかは自分で考えてください。

 

 

 

 

本科と専科、どちらに行くか考えたら次は、専門学校に行くか大学に行くかを考えるといいかと思います。

 

専門学校に行こうが、大学に行こうが日本では同じ鍼灸師の資格が取れます。なので、一生臨床家として日本の現場で鍼灸師として働き続けるつもりであるならば大した差はありません。通う年数を考えると専門学校に行く方が短いので資格取得までの時間を考えれば専門学校に行く方がいいかもしれません。

 

ですが、もし、将来海外でも鍼灸師として働く事を考えるのであれば、大学で資格を取るメリットがあります。たとえば、アメリカで資格を取得する場合です。アメリカで鍼灸学校に進学するには、4年制の大学を卒業していなければいけません。なので、専門学校で資格を取った人がアメリカで資格を取るにはまず他の大学を卒業してから鍼灸大学に通うことになりますので、日本の専門学校の単位が認められて何教科か免除されたとしても最低6年、長ければもっとかかります。ちなみにアメリカで単位免除なく鍼灸大学に通うと卒業まで4年はかかります。なので普通に行けば最低8年学校に行くことになります。

日本で大学に通い、鍼灸を取ればそのプロセスがなくなりますので、アメリカに渡って鍼灸大学に通い単位が免除されれば2年で資格を取れます。

日本の専門学校で海外の鍼灸大学と提携している学校であれば直で鍼灸大学に進学できる場合もありますし、上記以外の方法でアメリカで鍼灸師の資格を取る方法もありますが、今回は割愛します。また、アメリカ以外の国で働く場合、たとえばヨーロッパやアジアなどではまた話が変わりますので、そのうちまとめてみようかと思ってます。

 

 

ちなみに、船で鍼灸師として働く場合は、専門学校で取ろうが大学で取ろうが変わりません。

 

 

 

 

 

学校を選ぶ上で、学費が大きな判断基準になる方もいるかと思います。ぼくも貧乏学生をしていたので気持ちはよくわかります。

 

生活のことを考えるとなるべく支出を抑えたいと思う気持ちもよくわかります。

ですが、そんなあなたへこの言葉を贈ります。

 

安いからという理由でものを買おうと思うならやめておきなさい。

高いからという理由で買うかどうか迷っているのであれば買いなさい。

安いものばかり求めているとあなたの価値も安くなりますよ。

 

 

 

学費が高い学校にはそれだけの理由があります。学費が安い学校にはその理由があります。

もし、本気で鍼灸師を目指すのであれば、より良い環境で勉強するメリットはお金には変えられないものがあります。

 

鍼灸師人生は鍼灸師になってから初めの5年で決まると誰かが言っていました。

たしかにその通りだと思います。

学生のうちから鍼灸師としてトップレベルで活躍している鍼灸師に出会う、臨床経験豊富な先生方から直接学べるメリットは測りきれないほど大きいです。

早いうちから高い技術を見て体感出来れば自分の成長スピードも速くなります。

 

 

 

 

 

学校の先生には専任教員と非常勤講師の2種類の方がいます。専任教員は学校でずっと働いており、臨床経験が少ない方が多いです。非常勤講師は普段自分の治療院で治療し、週に1、2回学校に来て教えています。臨床経験豊富な先生から鍼灸実技を学ぶ方が勉強になります。これは断言してもいいです。

 

 

学費が安い学校の問題は、非常勤講師に払えるお金が少なくなるので専任教員からしか学べない、そもそも実技の授業が少ないという点があげられます。

僕の出身校は実技の時間がとても多い学校でした。先生方にも臨床経験豊富な方が多くとてもたくさんの事を学ぶことが出来ました。学費は全国の専門学校のなかでもトップクラスで高い学校でしたが、KEGへ行って良かったと思っています。

 

 

 

鍼灸学校には1校しか通っていないので、どの学校がいいと断言することは出来ません。ですが、KEGはいい学校だと言うことは出来ます。正直言えば、姉妹校の東京衛生学園(TEG)は鍼灸の基礎技術を学ぶ上ではKEGよりも上かなと思います。KEGの良い点はスポーツに特化していてATの受験資格も3年で一緒に取れるので、スポーツ分野で鍼灸師として活躍したいのであればKEGが良いかと思います。

 

ちなみに僕の通っていたKEGTEGの定期試験や卒業試験は国家試験より難しいです。3年制の学校でしたが、2年半ばの時に国家試験の過去問を授業で解いた時、合格ラインの60%以上点を取れていた生徒はクラスの過半数以上いたと思います。もっと多かったかもしれません。

 

TEGの今年の国家試験の合格率は、鍼灸あマ指師各100%

KEGは、あマ指師100%、鍼師97.3%、灸師98.6%

と全国平均あマ指師84.3%、鍼師73.4%、灸師75%よりはるかに上です。

 

 

 

 

他の専門学校のうわさもいろいろと聞いたりしますが、確証はないのでコメントは控えておきます。

 

 

 

 

 

鍼灸師になる上でとても大事なことはなんでしょう?

 

鍼灸以外でも言えますが、やはり基礎が大事だと思います。

基礎がなければ応用を学んでも使いこなせません。どんな学校に行くにしても基礎をしっかり学べる学校を選ぶ事を強くおすすめします。

 

 

 

 

25年前は25校しかなかった鍼灸学校も今では100校以上あります。伝統校が新設校より良いという補償はありませんが、伝統校には新設校にはない人脈や良さがあるのも事実です。

以前は実技テストも国家試験でありましたが、今は筆記試験のみです。学費が安い学校では国家試験に合格することのみを目標にします。なので実技授業の時間が少ないです。それでは試験に合格したとしても1人前の鍼灸師として卒業後すぐに活躍することは難しいでしょう。

 

 

 

 

 

もし、どの学校にするか迷っているのであれば体験入学やオープンキャンパスに行く事をおすすめします。

 

 

これから鍼灸師を目指す方は以上のことを考えて学校を選んでくれればと思います。

 

 

 

 

 

最後に、

 

 

現在、日本は鍼灸学校や柔整学校がたくさんあり、街には整体師やリラクゼーションマッサージなどの無資格業者の店が増え、治療が出来ない治療家が増えそのおかげで医療事故が起こるなどいろいろな問題が起こっていたりします。

今後鍼灸師業界はさらに厳しい現状に立たされるかもしれません。そんな中で生き残って行けるのは腕のある治療家だけになるでしょう。本気で鍼灸師を目指すのであれば、安いからという理由で学校を決めるのではなく、たとえ学費が高くともしっかりとした教育プログラムのある、ここで学びたいと思える学校を選ぶ事をおすすめします。

 

そして、奢らず腐らず日々鍼灸師として成長し、世界で活躍できる人が1人でも多く現れてくれたらと思います。

 

 

学校選びについて、東京衛生学園専門学校のブログで記事が上がってましたので興味があればそちらの記事もぜひ参考にしてみてください

 

 

 

 

Mits



写真は先月にロードトリップで行ったオレゴン州より

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